【剣盾ダブル】マスター達成毒統一【9709位】

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・初めに

初めましての方が多いと思うので初めまして、そうでない方も初めまして(?)

SMから毒統一をしているアルミニウムと申します

2019年12月19日に剣盾のダブルで毒統一にてマスターランクを達成しました

この時期のマスター到達で構築記事を書くのは珍しいですが、毒統一ダブルの考察があまりされていないと感じたため、書かせて頂きました

尚、初めての構築記事となりますので温かい目で見て頂けると幸いです

 

・構築の経緯

僕はダブル初心者で環境把握があまりできていませんでしたがバンドリが多いことは知っていたので天候を雨にできれば勝てそうな、すいすいハリーセンを採用しました

ただS85のハリーセンのダイストリームで雨を展開するのは不安だったのでハリーセンよりSの早い雨乞い要員としてゲンガーを採用、ハリーセンで突破が難しそうなミトムやトドンに強そうなロズレイドを採用、雨で相手の水技も強化してしまうので水を無効にでき、猫騙しが使える乾燥肌ドクロッグを採用、範囲攻撃が出来て雨とシナジーのある雷をタイプ一致で使えるストリンダーを採用

最初はそれに雨乞いとワイドガードを覚えるドヒドイデを採用しましたたが選出機会が全くなかったので、ナットを焼けるエンニュートと迷った結果、他の面倒な相手に刺していけそうなダストダスを採用しました

 

・個体紹介

ハリーセン@ラムの実

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性格:意地っ張り

特性:すいすい

技構成:滝登り 毒突き 地獄突き 守る

実数値:141-161-105-×-75-150

努力値:H4A252S252

まず努力値振りに関してですが僕がダブル初心者で環境把握があまり出来ていないということもあり下手に調整するよりぶっぱにした方が強いと考えました

そのため、本構築のポケモンは全て努力値がぶっぱになっているので調整意図はほぼありません

さて、ハリーセンについてです

水技についてですが、基本的にダイマックスするポケモンなのでダイマックスした時の技威力がアクアテール、アクアブレイク、滝登りで変わらなかったため、ダイマックスが切れた場合でも怯みワンチャンを狙える滝登りをメインウエポンとして採用しました

そしてエルフーンへの有効打かつタイプ一致のウエポンとして毒突きを、ドラパルトへの有効打として地獄突きを採用し、最後の1枠にバンドリに対して切り返すために守るを採用しました

最初は神秘の雫を持たせていましたがオーロンゲの電磁波やバタフリーの眠り粉、コータスの熱風での火傷に対応するためラムの実に変更しました

後述するゲンガーと合わせてかなりの相手を倒せたので、毎試合選出していました

 

 

ゲンガー@気合の襷

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性格:臆病

特性:呪われボディ

技構成:シャドーボール エナジーボール 雨乞い トリックルーム

実数値:135-×-81-182-95-178

努力値:B4C252S252

最初はHS@湿った岩で使っていましたが火力が要求される場面や、H振りだけだと厳しい場面も多く襷枠も余っていて、雨ターンは5ターンでも足りるた判断したためCS襷になりました

まず、構築の軸となる雨乞いと、トリルを展開されると切り返しが難しそうなのでトリル返しができるトリルが確定し、呼ぶトドンに刺せるエナジーボールとブリムオンに撃て、重い鋼に等倍で通るシャドーボールを採用しました

前述したとおり、ハリーセンと共に毎試合初手で出しました

ハリーセンのダイアシッドやダイアークと組み合わせることでリンド持ちやダイマを切ってくるトドンを無理やり落としたり鋼勢を等倍で大きく削ったりできました

ゲンガーで雨乞いをすると基本的にハリーセンの行動順がゲンガーの次に来るようになるので本来は抜けないリザードン等に上からダイストリームを打ち込んだりできるのが大きかったです

 

 

ロズレイド@白いハーブ

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性格:臆病

特性:自然回復

技構成:リーフストーム ヘドロ爆弾 マジカルシャイン 守る

実数値:135-×-86-177-125-156

努力値:B4C252S252

ハリーセンやゲンガーが倒し損ねたポケモンを倒すのが主な役割です

特性についてですが現在、ロズレイドが使えてテクニシャン補正がかかる有用な技がほとんどないので状態異常へのケアが効く自然回復を採用しました

裏にポケモンがおらず交代ができないこともあったため、もしかしたら毒のトゲの方が有用だったかもしれません

技構成は、等倍でもゴリ押せるメインウエポンとしてリーフストームエルフーンに刺さり炎への最高打点にもなりうるヘドロ爆弾、ドラゴンへの打点としてマジカルシャイン、後述するストリンダーと一緒に投げることが多かったので爆音波を防げる守るを採用しました

ウェザーボールを採用していた時期もありましたが、あまり打つ機会がなかったのでこの技構成でいいと思います

持ち物についてですが最初は火力を求めて命の珠を持たせていましたがリフストを打った後、置物になることを防ぐために白いハーブを持たせましたがリフストを撃つ前に相手のダイマ技で消費してしまうのが痛かったです

リフストをエナジーボールにするという案もありましたが草技の火力は欲しかったため、この構成になりました

最速FCロトムを抜くために臆病にしていましたが、リフストで無振りドリュウズを乱数43.7%とはいえ一撃で落とせる可能性のある控えめにしても良かったかもしれません

 

 

ドクロッグ@広角レンズ

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性格:陽気

特性:乾燥肌

技構成:ダストシュート クロスチョップ バレットパンチ 猫騙

実数値:159-158-85-×-85-150

努力値:H4A252S252

火力が不安なのでAに補正をかけたかったのですが、それ以上に抜きたい相手が多かったので最速としました

ダイジェットを撃ちたかったので飛び跳ねるを採用していましたがほぼ全ての試合でハリーセンダイマを切ったため、ドクロッグダイマを切る展開がほとんどなかったり、毒技が欲しい場面が多かったのと毒突きでは火力が足りないのでダストシュートを採用しました

メインウエポンとなる格闘技は瓦割りでは火力が足りず、けたぐりはダイマックスされた場合に撃てないのでクロスチョップを採用しました

採用理由となる猫騙しは確定として、後の1枠は不意打ち、バレットパンチ、フェイント、真空波から選ぼうと思い、最終的にゴーストに通り、安定して撃てるバレットパンチを採用することにしました

特性は採用理由である乾燥肌、持ち物に関しては火力アップアイテムの必要性を感じず、一致技が命中不安だったのでとりあえず広角レンズを持たせていました

おそらくもっといい持ち物があると思いますがそれでマスターを達成したのでそのまま記載させて頂きます

乾燥肌は意外と知られていないようでほとんどのウオノラゴンがエラがみを選択してくれました

ただ雨下でダメージを受けてしまうと特性バレするのは痛かったかもしれません

 

 

ストリンダー(ロー)@風船

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性格:控えめ

特性:パンクロック

技構成:オーバードライブ ヘドロ爆弾 爆音波 雷

実数値:182-×-90-182-90-96

努力値:H252C252S4

まず何故、ハイな姿ではなくローな姿なのかについてです

ストリンダーは特殊型でもハイにすることでギアチェンジ搭載の物理型を警戒させられるのでハイな姿にした方が良いとされていますが、ダブルでは爆音波ぶっぱがかなり強いらしいので、ハイにしてもあまり物理型は警戒されなさそうと考えました

さらに現在の剣盾ではBPが枯渇しがちなことと、個体変更したくなる可能性も踏まえ、50BPを使う程のメリットがないと感じたため、ローな姿での採用となりました

フォルムの話はさておき、努力値振りについてです

素早さに振って抜きたい相手がほぼ思いつかなかったのでHCに振り切り、同族意識で余りはSに振りました

環境もよく分からなかったので変に耐久調整するよりはHぶっぱの方が良さそうだと思いHぶっぱにしました

技構成は範囲技で特性の恩恵を受けるオーバードライブと爆音波、雨とシナジーがあり火力の出る雷を採用し残りの1枠で迷いましたが毒技や安定した単体技が欲しかったのでヘドロ爆弾を採用しました

出てくる回数こそ少なかったものの、ドラパルトに対し有効打がないので何かを切ってバークアウトを入れるのもありかなと思いました

持ち物は色々試しましたがマスター到達時は風船で使っていました

おそらく耐久調整してチョッキとかを持たせた方がコータス等との打ち合いに強くなるのでいいと思います

後は相手に追い風を展開されてトリルで切り返した時やトリルを阻止できなかった時のために冷静最遅にして黒い鉄球を持たせるのもいいかもしれないと思いました

相手の地面複合じゃない水タイプのミロカロスや追い風を展開してくるウォーグルに対して強く出れました

ただ、ドリュウズやドラパルト、バンギラスはかなり厳しかったです

 

 

ダストダス@弱点保険

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性格:意地っ張り

特性:砕ける鎧

技構成:ロックブラスト 種爆弾 ドレインパンチ 堪える

実数値:156-161-102-×-102-127

努力値:H4A252S252

トリトドンの処理ルートを増やしたかったので種爆弾を採用、ジュラルドンなどの鋼やバンギラスが重く感じたのでドレインパンチを採用、そしてどんな攻撃も耐えつつ相手が物理技を打ってくれば、砕ける鎧を発動できる堪えるを採用しました

ここで堪えるとの相性が良さそうな弱点保険を持たせることに決めました

最初はこれらの技に加え、最高打点となるダストシュートを採用していましたが、あまり撃つ場面がなかったので飛行や炎に抜群をとれるロックブラストを採用しました

最速にする必要性はあまり感じなかったので準速での採用となりました

弱保が発動する場面は思ったよりなかったものの岩、闘、草の範囲がかなり強く砕ける鎧+堪えるの相性もなかなかよかったのでこの技構成でいいと思います

 

 

・選出

全ての試合で先発はゲンガー+ハリーセンでした

本来、ハリーセンが止まってしまう呼び水持ちのトリトドンもゲンガーで倒せますし、相手の天候やトリル、波乗り+弱保蒸気機関や正義の心+袋叩きとかに対しても強かったので刺さらない相手がほぼいなかったです

後の2体は相手によって色々と変えていましたがロズレイド+ストリンダーで選出することが多かったです

 

 

・終わりに

見辛い記事でしたが、最後までお読み頂きありがとうございました

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